新設の「福津おひさま保育園」の設計を行った服部一級建築士からのコメントです
【おひさま保育園計画のポイント】
・各保育室の間仕切りは収納家具として機能しながら高さを抑えることで保育室全体を広く見渡せるように配慮しました。また事務室からも腰窓を通して常に保育室へも目が届く計画としています。
・自然通風の確保 保育室に大きな開口部を設けて、事務室~玄関・廊下~保育室と空気の流れを作るように配慮しました。
・トイレ、水回りを常に負圧となるよう第3種換気による排気ルートの計画として臭気対策に配慮しました。
・園児の個人収納や大きな吊り収納については使い勝手を保育士さんとヒアリングを重ね、造作家具として意匠性にも配慮しながら計画しました。
・内装の仕上げについては明るい色調をベースに爽やかでやさしい雰囲気になるように各素材を選定しています。
・建物を道路側に寄せて配置することで歩道・駐車場からのアプローチ動線をすっきりとまとめ、十分な広さの園庭を確保しています。